
雑記 2026年10月29日
色々なことを Claude Code にやらせていたら週間制限が来てしまったので、持て余した時間でちょっとくだけた記事を書いてみる。気質上の理由でこれまで誰かの役に立ちそうな技術系の記事ばかりだったが、かつて note に書いていたような日記とか雑記系の、自分の考えをつらつらと書くタイプの記事にしようと筆を走らせる。
AIエージェントを固定ページ・ブログ記事の執筆に使ってみた感想
得意と苦手 とか AIの使い方 とか、こっそりとAIを活用して書いたページを忍ばせてみたものの、感想としては「関わらせる配分が難しい」。
上の2つのページは以下の手順でAIエージェントを大きく関与させて作った;
- Obsidian 保管庫の情報を元にどんなページを新規作成するか案を出させる
- 上位候補の中から人間の私がいくつか選んで下書きさせる
- yomiyasu という Skills を用いてAI臭さを減らす
- それでも納得いかない部分を私の言葉で書き直し、完成稿として公開
大部分がAIエージェントによる言葉か、私に質問して得た内容をAIが組み立て直して作った文章になっている。今見返すと yomiyasu を使っても私の言葉で書き直しても、どうしても全体からAIに書かせた雰囲気が漂う内容になってしまったと感じている。
私がやったように下書きまでAIにやらせると大幅に時間を短縮できる。それゆえその大部分の書き直しを行うと時間を短縮できたメリットが薄れてしまう。最初から文章は全部自分で書くつもりで、調査や構成の案を手伝ってもらうだけにする。こうすることで執筆者としての作家性を損なわずにAIを活用できると思う。
- 作るページのネタは案出しさせてもよい
- 執筆のために Web や Obsidian 保管庫からリサーチもさせてよい
- 起承転結をどうするか、大まかな構成も案出しさせてよい
- そのうえで、文章そのものは全て自分の言葉で書く
Webページを検索で見つけて読んだとき「これはAIに書かせた記事だな」と丸分かりな文章は、それだけで時間を無駄にした気分になる。AIでリサーチさせれば簡単に分析レポートを書いてもらえる今の世の中。わざわざWeb検索でページを見に行くのであれば、人間の文章が読みたいよね。レビュー記事でも推論でも、その人ならではの視点が知りたい。まだまだどのくらいAIを利用するか、塩梅が難しい。
不正アクセスによる情報漏洩がヤバい
2026年9月以降、企業や公的機関を狙った不正アクセスによる大規模な情報漏洩が急増中。私に関係のあるサービスでは、大手運輸業3社(ネット通販でお世話になる)、第一興商(カラオケDAMの会社)、ブックオフ(リユース品の売り買いで使う)、LINEヤフー(LINEでしか連絡の取れない知人・家族のために仕方なく使っている、腹立たしい)とか。もう他人事ではなくなっている。
今まで自分が経験したものでは、Lifebear という電子手帳サービス、SoundCloud という音楽投稿サイトでダークウェブへの情報流出が確認されていて、メインの電子メールアドレスには迷惑メールがときどき届くようになっていた。いつかは漏れるものだというつもりで過ごさなければいけないのは分かっていたのだけれど。最近これだけ増えた理由としては、1つ前の見出しで便利に使っていたのと同じAI技術の発達。無検閲のモデルを悪用して攻撃する手法があるという。
いま一番憤りを感じているのはGMOグループの件。「お名前.com デスクトップクラウド」が不正アクセスを受けて顧客情報が流出。取引口座から残高が引き出される被害が確認された。攻撃者によるウェブサイトが立ち上がり、毎日正午に一人ずつ個人情報を暴露していくと脅す劇場型の犯行がなされた。GMOグループも劇場型で呼応したのか、懸賞金1.5億円を掛けて情報提供を呼びかけたり、連日テレビや新聞などのオールドメディアでの露出・注目度がすごい。あまり踊らされるもんじゃないよ。
もっとも、犯人自体にも不可解な点があるようで、声明サイトがアメリカのサーバーにあることが簡単に割れてドメインが停止されたり、設定ファイルに日本語のコメントが多いのを指摘されて慌てて記述を消したり、稚拙な工作をしているみたい。そんな幼稚なやつにやられるほどセキュリティがザルだったってわけね……。
同じGMOグループが運営する「ConoHa WING」は私が無料のウェブサイト作成サービスから独自ドメインに移行したときに契約したレンタルサーバーであり、今もWINGパックの契約は有効のまま。もともと今年末で更新を止める予定で、すでに自動更新OFFに設定済み。ホスティングサービスとフレームワークは Cloudflare Workers + Astro Modular に移行が終わっている。黙って待てばWINGパックの契約は終わり、そのあと手続きを踏んでドメインを移管すれば晴れてGMOグループからの脱却は完了する。

「セキュリティ上の懸念」だけで契約当時の承諾を破棄することはできない。
感情と法的効力は切り分けが必要。
憤りの矛先はGMOグループ自体ではなく、こんなにセキュリティや危機管理意識が低い企業だったと私が事前に知らなかったこと。自分の目利きの悪さに情けない・恥ずかしい気持ちを持っている。もともとITに明るいひとならこのグループが昔からコスい商売をしていることは知れ渡っていたみたいで。さくらインターネットの情報漏洩があったときは一定数擁護する・応援するような声もあったのに、今回のコレに関しては「セキュリティにお金を掛けなかったツケ、自業自得」という声も多い。
何よりこの渦中にいるグループ代表がXで今もなお満面の笑みの自撮りを嬉々として投稿しているのは理解に苦しむ。こんなんでも社長になれるんだ。株式の所有割合もこの人の資金管理事務所が3割くらいを占めていて、周りにイエスマンしかいないっぽい。こういう人、他の場所でも見たことがあるなあ……どこかの”トランプ仲間”とか。

AIで判定させれば危機管理の観点からリスクがある投稿だとすぐ分かる
悪いことは言わないので、みなさんには以下のホスティングサービス・ドメインレジストラをオススメしておく。


暗い話・怒りの話はこのくらいにして、最後に明るい話をしようか。
Claude Codeに作曲をさせる試み
私のXのフォロワーがこのような投稿をしていて、自分もやってみたいと思ってしてみた。
みんなこれ聞いてほしい。
— 龙紫熏Torn | Lóng Zĭxūn (@LugiAXETomXV) October 13, 2026
OPL3 x2構成やってみたんだけど傑作できた。 pic.twitter.com/lAHamDRisJ
できたのがこれ。
Claude Codeに作曲させてみた。YM2608風の音源(FM 6ch+SSG 3ch)を作らせてそれで鳴らしてる。まだArtifactsとか整ってないがひとまず形になった。週間制限行っちゃってしばらくクロコとの作業はおやすみ…… pic.twitter.com/JttGzeXQWo
— ツムンテマ (@tsumuntema) October 26, 2026
やった手順としては;
- Claude Codeで入出力を完結できるよう、音源チップのエミュレートを作成
- 今まで作った自作曲を分析させる
- バンブラPで耳コピした楽曲も分析させる
- それを元にまず4つのパターンで試作させ、採用かボツか、ひとことメモを添えて送る
- そこからさらに1曲作らせて、v4までブラッシュアップさせたのが上の結果


まだ1曲しか外に出せるようなものが出来ていないし、まだまだ私のセンスを教えている最中だけど、今後もちょっとずつやらせて育てていきたい。そういう近況だった。
